お酒に弱いのは何故?20歳になっても飲めない体質について知っておきたいこと
本日もぽっぽblogへようこそ。
今回はお酒が強い人、弱い人ではどのような違いがあるのかを紹介したいと思います。
お酒が弱くて飲めないと職場の飲み会や先輩からの誘いに喜んで行くことができませんよね。
私もお酒が弱くて悩みを抱える時期もありました。
そんな時になんで弱いのかなどを知ることで自分の体について知り、少しでも納得してもらえたら嬉しいです。
お酒が弱い人の特徴
お酒に強い人が結構いるようにも感じますが、
4割程度の日本人はお酒に弱い体質なんです。
つまり、4割の方がアルコールを全く受けつけないか少しは飲めても悪酔いするという体質ということです。
4割って思っていたよりも多く感じませんか?
そもそも弱い体質というのは「ALDH2」酵素の働きによって違いがでるんです。
お酒を飲みすぎると肝臓に良くないとも聞きますよね。
これにも酵素の働きが関係してきます。
お酒にはエチルアルコールといったものが含まれているのですが、肝臓で分解されると「アセトアルデヒド」に変化します。
このアセトアルデヒドは非常に毒性が強く、
頭痛や吐き気、動悸などを引き起こします。
そこで、アセトアルデヒドを分解して酢酸に変えてくれるのがALDH2なんです。
少しは理解して頂けたでしょうか。
簡単にいうと、酵素の働きが悪いと毒性の強いアセトアルデヒドが体内に溜まってしまうので危ないですし、苦しい思いをしてしまうということです。
全く飲めない人
日本人の1割の人は全く飲めないタイプ。
お酒を飲むことに対して体が拒絶して気持ち悪くなります。
悪酔いするタイプ
日本人の3割の人は訓練すれば多少は飲めるようになるタイプ。
悪酔いしないタイプ
日本人の6割の人は楽しんでお酒を飲めるタイプ。
飲みすぎてしまってアルコール依存症になる可能性も高いです。
お酒が飲めないのは遺伝も関係している?
お酒が飲める、飲めないの時によく聞くのが
家の親は毎日お酒を飲んでいる。
家の親は全く飲めない。
など親も飲めるか飲めないかですよね。
遺伝が関係しているかの結論としてはYES。
親が飲めない人は大抵の方はお酒に弱いでしょう。
これは遺伝ですのでどうしようもできませんし、しょうがありません。
無理に飲もうとすると体にも悪影響ですので無理をしないようにして下さい。
アルコールに強いか弱いかは
パッチテストといった簡単にできるものがありますので
一度試してみてはいかがでしょうか。
お酒で顔が赤くなる人
お酒を飲んで顔が赤くなる人を見かけるかと思います。
私もすぐに顔が赤くなるのですがこれにも原因があるんです。
赤くなるのはなんで
先程もお話しにあがったアセトアルデヒドが関係してきます。
酵素の働きが弱く、アセトアルデヒドが分解できずに体内に残ることで顔が赤くなり、頭痛などを引き起こしてしまうんです。
お酒には強くなるのか
実際にお酒を飲めなかった人がのめるようになったと聞くことはあります。
しかし、これはアセトアルデヒドに体が慣れてきただけであって酵素の働きを高めることには繋がりません。
これは慣れであって毒性が高いアセトアルデヒドを分解できるようになるわけではないんです。
体が勘違いしているという状態ですので
無理に飲み続けてしまいますと体に毒ですので要注意して下さい。
まとめ
今回はお酒の飲めない人はなんでなのか。
について書かせて頂きました。
自分がお酒を飲める人であれば周りにも飲めて当然だと強要する人もいます。
そんなことは絶対にやめて下さい。
飲めない人の気持ちも大切にして欲しいところです。
みんなと一緒に飲みたいけれど、体質的に飲めない人もいますし、お酒の飲み過ぎは体にも悪いです。
健康の事も考えて適度で嗜む程度にしましょう。
以上。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
じゃあ、またね〜。